本日、プロ野球ドラフト会議2020が行われます!

こんにちわ、二死満塁です。

いよいよ本日、プロ野球ドラフト会議2020が17時から行われます!

2020年 プロ野球ドラフト会議の概要

そもそもドラフト会議についてよく知らないという人のために、簡単に概要をまとめてみました。

・支配下ドラフトと育成ドラフトの二部構成

・支配下ドラフトの一巡目指名は各球団入札し、競合が発生した場合「くじ引き」で当選したチームに優先交渉権が与えられる

・二巡目指名以降の偶数巡目の指名順はウエーバー方式、奇数巡目の指名順は逆ウエーバー方式で指名が行われる

・二巡目指名のウエーバー方式をセ・リーグ、パ・リーグのどちらから指名するかについて、過去にはオールスターゲームの

成績が良いリーグから指名が可能であったが、昨年からセパ交互に与えられることになっており、今年はパ・リーグからの指名となる

※ウエーバー、逆ウエーバー方式とは?

→ウエーバー方式は、確定順位が下位の球団から順番に指名する方式のこと

逆ウエーバー方式は、確定順位が上位の球団から順番に指名する方式のこと

※例年、順位確定後にドラフト会議が行われるが今年はシーズン途中のドラフト会議となるため、

10月25日終了時点の順位が確定順位となります。

2020年の指名順についておさらい

ということで今年の指名順についておさらいすると、下記のとおりです。

【二巡目指名以降の偶数巡目の指名順】

オリックス → 東京ヤクルト → 北海道日本ハム → 広島東洋 → 東北楽天 → 横浜DeNA → 埼玉西武 → 阪神 → 千葉ロッテ → 中日 → 福岡ソフトバンク → 読売

【二巡目以降の奇数巡目の指名順】

読売 → 福岡ソフトバンク → 中日 → 千葉ロッテ → 阪神 → 埼玉西武 → 横浜DeNA → 東北楽天 → 広島東洋 → 北海道日本ハム → 東京ヤクルト → オリックス

「田澤ルール」の撤廃について

今年のドラフト会議で注目を集めている点として、田澤純一投手がドラフト対象となったことです。

田澤選手は2008年、社会人野球新日本石油ENEOSからNPBを経由せずにMLBと契約を結びました。

これがきっかけで「日本のプロ野球のドラフト指名を拒否して、海外のプロ野球球団と契約した選手は、

海外球団を退団した後も一定期間(大卒・社会人は2年間、高卒選手は3年間)は、NPB所属球団と契約できないとする12球団の申し合わせ事項が設けられ、

これは通称「田澤ルール」という名前がつきました。

この田澤ルールが今年から撤廃されたことにより、MLBから復帰1年で田澤はNPBドラフトに参加することができます。

※田澤ルールについてもっと詳しく知りたい方は、こちらのnoteをおすすめします。

今年のドラフト会議指名は例年以上に戦略性がカギになる!?

さて、ここまで紹介してきました今年のドラフト会議ですが、ここからは私の意見を書かせていただきます。

今年のドラフトは田澤ルール撤廃よりももっと大きな「例年との違い」があります。

それは、ドラフト会議がシーズン中に行われることで、「各球団の戦力外通告がドラフトよりも後にある」ということです。

通常、戦力外通告には期間があります。

①10月1日からクライマックスシリーズ開幕前日まで

②クライマックスシリーズ終了から日本シリーズ終了翌日まで

この期間のみ、球団は戦力外通告を行うことができますが、今シーズンは新型コロナの影響で開幕が遅れたこともあり、

11月上旬までレギュラーシーズンが続きます。そのため、各球団まだ戦力外通告を行えないのが現状です。

本来であれば、各球団の首脳陣は選手編成を行い、残念ながら構想外となった選手に戦力外通告を出して支配下登録人数を減らします。

この減らした分を新戦力(ドラフトで新人を指名、新外国人の獲得、他球団を戦力外となった選手の獲得)で補います。

これはつまり、「戦力外通告で減らした人数ありきでドラフト指名を行う」ことになります。

これが今年に関しては逆転します。

「ドラフト会議で獲得した選手の数を元に、戦力外通告人数を調整」することになります。

例を挙げること、以下のようなことが起きます。

(例年の場合①)

・投手4人、野手5人に対して戦力外通告を行った。

・新外国人の補強は、投手野手ともに1人を予定している。

・ドラフト会議で既に新人選手を投手3人、野手3人を指名済み。

→この球団の戦略:ドラフト7巡目指名では選手選択を継続し、野手をもう1人指名する。

(例年の場合②)

・投手4人、野手5人に対して戦力外通告を行った。

・新外国人の補強は、投手野手ともに1人を予定している。

・ドラフト会議で既に新人選手を投手3人、野手4人を指名済み。

→この球団の戦略:本来はまだ獲得したい野手が1人いたが、支配下登録枠の都合上、しぶしぶ選択終了とした(あるいは育成枠で獲得とした)。

【今年の場合】

・新外国人の補強は、投手野手ともに1人を予定している。

・ドラフト会議で新人選手を投手3人、野手4人を指名済み。

→この球団の戦略:既に7名の新人を選択しているがまだ獲得したい野手が1人いるとして、この新人選手が現状戦力と比較して将来性を感じる場合、迷いなく指名することができる。

この球団はその後、投手4人、野手6人に対して戦力外通告を行えば支配下登録人数の帳尻を合わせることができる。

今年のドラフト会議は2軍暮らしが長い選手にとって恐怖のドラフト会議となる

繰り返しになりますが、例年は戦力外通告で減らした人数ありきでドラフト指名人数を検討していましたが、

今年は逆転します。

「ドラフトで指名した人数ありきで戦力外通告を行う」ことになります。

これって、2軍ぐらいが長い現有戦力の選手たちからするとめちゃくちゃ恐怖だと思いませんか?

下位指名で自分とポジション丸被りの選手が指名された場合、それは自分に対する「死刑宣告」である可能性があるわけです…

逆に言うと、球団が思い通りの指名ができなかったが故に、戦力外通告を免れる選手も出てくるかもしれません

(例えば投手を4人指名するはずが3人しか指名できず、戦力外候補の投手1名が首の皮一枚つながるかもしれません!)

このように、例年よりも戦略的なドラフト会議となるのではないかと個人的には注目をしております。

ドラフト会議2020は17時から!

運命のドラフト会議は17時からです。

果たして、二死満塁の指名はあるのでしょうか!?(毎年恒例のネタですw)

 

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