【#ブックメーカー】2020年限定ルール・NPB野球BETの狙い目についてまとめてみた【#野球BET情報】

2021/04/06

皆さんこんにちわ、二死満塁です。

6月16日で日本プロ野球の開幕前最後の練習試合が終了し、いよいよ19日からシーズン開幕を迎えます。

そんな中で、こんなニュースがありました。

コロナの影響で、今シーズンは特別ルール(感染拡大防止特例2020)の元でプロ野球が開幕します。

この記事では、この特別ルールの解説と、それを元にした野球BETの狙い目についてまとめてみました。

今シーズン限定ルールについて

それではまず、今シーズン限定ルールについて説明しましょう。

箇条書きにするとこんなところです。

・出場登録人数(一軍登録人数)が29人→31人に拡大

・ベンチ入り人数が25人→26人に拡大

※前提として、出場登録された選手は全員ベンチ入りできません。例えば前日先発した投手や、

 二軍に落とすまでではないが、疲労や軽いケガがあり「今日はお休み」という選手はベンチから外します。

・外国人枠(一度に同時に一軍登録できる外国人の人数)が4人→5人に拡大

【注意】昨日確認した記事に、このような記述有り

外国人枠を5枠使う場合で、投手4人野手1人または投手1人野手4人とした場合、シーズン途中に投手2人野手3人または投手3人野手2人への変更は認めない。

https://news.yahoo.co.jp/articles/cb20ae80a61ad033bfdf1a9eda855179b03d9de4

・延長戦が最長12回→10回に短縮

・トレード、新外国人獲得、支配下選手登録期限が7月31日から9月30日に延びる

以上です。

今シーズンの戦い方について

上述の今シーズン限定ルールを見て、一番影響が大きい点はどこでしょうか。

私は「外国人枠の拡大」だと思います。

これはプロ野球だけでなく、国内スポーツ(JリーグやBリーグ等)全般に言えますが、特にフィジカル面では日本人よりも外国人の方が強く、優れたパフォーマンスを発揮できる選手が多いと感じます。

そのため、NPBにおいてはこの外国人の一軍登録枠を無法地帯にすると、それこそ某球団の某社長が大枚叩いて外国人を買い漁り、スタメンには外国人がずらりと並び、日本人選手の活躍の場が失われてしまいますよね。

それを避けるため、そして各球団の公平性を保つためにもこの「外国人枠」というのは採用されているのですが、この外国人枠が拡大されることはそれなりにインパクトが大きいと思います。

また、延長戦が最長12回から10回に短縮され、その一方で出場登録人数およびベンチ入り枠が拡大されたことで、いわゆる「早仕掛け」の采配を取る監督が増えると予想します。

これは、昨年までは延長12回までを見越し、ベンチ入り投手の運用を十分に検討する必要がありましたが、

今シーズンは長くても10回までなので、惜しみなく中継ぎ投手を投入できますし、ベンチ入り投手枠を昨年と同様または1枠少なくても良いと判断し、その分ベンチ入り野手を1枠ないし2枠多く登録して、代打を惜しみなく起用する球団も出てくると予想できます。

今シーズン限定ルールが影響しそうな野球BETの狙い目

さて、これまでに解説しました今シーズン限定ルールにおいて、このルールが影響しそうな野球BETの狙い目について解説します。

DHのあるパ・リーグとDHのないセ・リーグで狙い目が若干違いますので、共通の狙い目とセパでの狙い目を分けて説明します。

(共通の狙い目)

①僅差の終盤は、良い投手から起用されて点が入りにくくなる

②先発投手の降板タイミングに注意

③捕手3人制の球団が有利

(パ・リーグの狙い目)

④ソフトバンクが有利

(セ・リーグの狙い目)

⑤横浜DeNAが有利

~解説~

①ですが、上述の説明の通りに延長10回までしかないので、「中継ぎを惜しみなく投入できる」ためです。

延長戦での戦い方は通常、

・先攻チームは良い投手は温存し、自チームが勝ち越したら裏に守護神投入

・後攻チームは良い投手から起用し、自チームのサヨナラ勝ちの期待値を高める

というのがセオリーですが、これは12回まで延長がある場合のセオリーなので、延長10回までの今シーズンは、

同点の9回でも守護神を投入し、そのまま10回もイニング跨ぎという戦術を取る球団が多いと予想します。

そうなると、イニング跨ぎが得意ではない守護神(ヤスアキとか)はともかくとして、基本的には試合終盤には得点が入りづらい展開になることが予想できます。

②ですが、こちらも延長10回までのルールが影響すると考えます。ベンチ入り投手枠を減らすのではなく、「第2先発」をベンチ待機とする球団が出てきそうです。

https://news.yahoo.co.jp/articles/3f9ff074e37a09111c2ac1d154d4eeb16a3113ae

昨年、主に日本ハムが「オープナー」の起用で話題になりましたが、これとはちょっと違います。

先発投手は球数を多く投げるために、ある程度のペース配分が必要なのですが、長いイニングを投げるのではなく3~4イニング目標に全力で投げ、第2先発投手が次の2~3イニング程を全力で投げます。

そして、残りのイニングはリリーバーに託すという戦い方です。

これは主に、世界大会等で活用された投手起用法ですが、この戦術を採用する球団が出てくると予想します。

そのため、BETする際には「今日先発の投手、いつも2巡目以降に打たれるからオーバーで行こう!」と安易にBETすると、打者1巡したところで第2先発に替えてくる可能性が十分にあると思いますので、ご注意を!

③ですが、これはベンチ入り枠拡大かつ延長10回までのルールから、野手のベンチ入り枠が拡大されることが予想されます。そうなると、比較的他の野手よりも打撃成績のウエイトが高くない捕手にチャンスで打席が回った時に、惜しみなく代打起用をする球団が出てくると予想します。

通常、ベンチ入り捕手が2名の場合はスタメン起用捕手が試合終了まで出場を続けます。

なぜならば、途中で控え捕手に交代して、その交代した捕手が怪我をした場合、代替え捕手が居なくなります。

ゲームとは違って、捕手はただボールを取り、盗塁するランナーを刺せる強い肩が良いという訳ではありませんので、基本的にベンチに捕手は最低1人残しておく必要があります。

これがベンチ入り枠拡大により、ベンチ入り捕手が3人となると、スタメン起用捕手の打撃成績が乏しく、その選手にチャンスで打席が回ったとすると、思い切った代打起用ができると思います。

(※個人的には、故・野村克也氏の考える通りに、特に接戦においては捕手は替えるべからずだと思っておりますが、今シーズンはこの限りではないかと思います)

④については説明するまでも無いでしょう。

自前の外国人や、他球団から金で奪い取った外国人がたくさんいるソフトバンクは、外国人枠拡大の恩恵を一番受けるチームであるといえます。

開幕してからしばらくは、コロナの影響でキューバから出国ができないデスパイネ、グラシアル、モイネロが不在となりますが、それでも十分に強いソフトバンクです。

ヤクルトから強奪したバレンティンは日本人枠扱いなので

投手→バンデンハーグ、サファテ、モイネロ、ムーアから3枠

野手→デスパイネ、グラシアル(これにバレンティンが日本人枠として追加)

という5枠になるでしょう。おかしいです、強すぎますw

⑤ですが、私が横浜DeNAファンであることを知っている読者の方は、「またベイスターズ贔屓か」と思われるかもしれませんが、そうではありません!というか、野球評論家の方々も、セ・リーグの優勝予想に横浜DeNAを推す評論家が結構多いんですよ!

理由は、こちらも外国人枠の拡大の恩恵です。

投手→エスコバー、パットン、ピープルズ

野手→ソト、ロペス、オースティン

と、6人の主力外国人が居る横浜DeNAにとって、出場登録できる外国人枠が5人に拡大されたことは非常に大きいです。

そもそも、なぜ外国人枠拡大が大きな影響を与えるかというと、一度出場登録から外す(=二軍に落とす)と10日間は再度出場登録できないからです。

横浜DeNAが取れる戦術をまとめてみました。

※ちょっと前に作った資料です。実際にピープルズ先発は第2戦になりそう。

・ピープルズを出場登録し、エスコバーかパットンを二軍で休ませる

・二軍に落としているエスコバーorパットンが再登録できるまでに、ピープルズが2回ないし3回先発できる

・一軍登録されているエスコバーorパットンは、次の自分の二軍での休養までの間、投げまくれる

これは超強力です!もちろん、ピープルズやオースティンが、練習試合通りに良い成績を残せることが大前提ですけどね…

今シーズン限定ルールに関する情報整理と、野球BETにおける狙い目のまとめは以上です。

いよいよ明後日開幕ですね、楽しみつつ野球BETでも勝っていけるように頑張りましょう!

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